友達を大事にしていきたいですね
久々の投稿になってしまいましたが、
先日、学生時代の友人が亡くなり、通夜や葬式などを経て、ようやく落ち着いてきましたので、ブログアップとなります。
今回は、装備類の話ではなく、私自身の整理をつけるための雑記になります。
「友人が病気で急逝した。」
事前に知る由も無い、突然の知らせでした。
友人が亡くなった実感もないままに、バタバタと通夜への参加のために準備をして、当日を迎えました。そして、友人の真っ白な顔を見て、本当に亡くなったのだと理解しました。
職場の同僚が亡くなったことも経験したことはありますが、友人の死というのは重いもので慣れることは一生無いでしょう。
亡くなる前にもっと遊んでおきたかったとか、もっと話をしておきたかったとか後悔ばかりが思いつきますが、後悔することのないように友人は大事にしていきたいですね。
さて、友人は心臓病で亡くなっております。
亡くなった直接の原因は、本人が抱えた病気によるものですが、間接的に症状に気づいていたものの仕事を優先してしまっていたことがあったようです。
健康診断では問題がなくても、何か違和感を感じているのなら、会社を休んで病院で詳細に検診をしていれば、助かったかもしれません。
心臓病の原因としては、日頃の食生活だけでなく、ストレスも挙げられます。
友人から現職の仕事内容が好きではなく辛いと、ちょこちょこ相談を受けていて転属や転職を薦めていたのですが、所帯を持っていたこともあり、給料を途絶えさせたくないとの思いから、転職に踏み切れていませんでした。
その背景には、月60h以上の残業が3年以上続いていたこと、所帯も持っていることから、時間的にも精神的にも余裕もなかったようです。
所帯を抱えている責任、自分が嫌な仕事を月60h以上の残業込みで3年以上やっている状態では相当なストレスであったことでしょう。そうしたストレスの積み重ねが真因なのだと思います。
これを読んでいる皆さんの周りにも、仕事で悩んでいる友人がいましたら、所帯を持っているかどうかは抜きにして、好きな仕事をするように薦めてやってください。
そして、自分の健康な生活のためにも、ベストなワークライフバランスを実現できるように工夫をしていくようにアドバイスしてあげてください。
かくいう私自身も、真剣にワークライフバランスを考えなければならないと痛感しております。皆さんも真剣に考えて、実行していきましょう。
SEALsの使用しているキャリア「MBSS」について
前回に引き続き、SEALsが使用しているキャリアを紹介していきます。
→前回の記事:https://milspec-gorilla.hatenablog.com/entry/2019/03/18/213220
2001年〜2006年まで支給されたMLCSキット内に含まれるキャリアの一つとして、
「Maritime Ballistic Survival System(略称MBSS:エムビーエスエス)」があります。
イラク戦争初期のあたりでは、ODカラーのMBSSが登場しており、およそ2003年以降はカーキカラーに移行しております。
前面と背面にはそれぞれ内部にプレートを仕込むことができるようになっています。
イラク戦争期は市街地戦が多いこともあり、RRVと同様に、ソフトアーマーの上にMBSSを着用している隊員を見ることができます。
RRVと比較すると取り付けられるポーチ類は減るものの、サバゲにおいては弾薬が足りないといった状況はなく、あまり困ったことはありません。ただ、RRVよりも着脱は楽なので、かえってMBSSの方がサバゲではいいかもしれません。
さて、MBSSはサイズがあり、S/MサイズもしくはL/XLになります。
もしかすると他にサイズがあるかもしれません。
平均的な日本人の体格(ユニクロのMサイズ)ですと、S/Mサイズの方がいいですね。ただ、S/Mサイズを使っていた隊員はかなり少ないです。アメリカ人のムキムキマッチョメンが使ってたでしょうから、L/XLの方が流通量は多いです。
ですので、MBSSを単体で使う場合も、やはりSEALsボディを目指して筋トレしていくことは必要ですね(脳筋
【補足】
前回の記事でも説明が抜けていたので、補足しますと、RRVもMBSSもEagle Industries社が製造していたキャリアになります。実物購入をしたいと考えている方は、参考ワードにしていただくと良いと思います。
※コメントいただいた通り、ODカラーのMBSSはAllied Industries製です。
それでは皆さんも
良いSEALsギアライフを!
SEALsの使用しているキャリア「RRV」について
さて、2001年〜2006年ごろまで、SEALs向けに支給されていた「Maritime Load Carrying System(略称MLCS:ミルクス)」のキットバッグ内に含まれる、キャリアについての記事になります。
今回は、SEALsに支給されたMLCSのうち、「Rhodesian Recon Vest(ローデシアンリーコンベスト)」についてです。
映画ローンサバイバーでメインキャストたちが着用していましたね。
このRRVのポーチがない状態では、下の写真のようになります。
Modular Light Load-carrying Equipment System(略称MOLLE:モール)を備えており、使用者が任意にポーチ類を装着することができるようになっており、MLCSに含まれるポーチ類は全てMOLLEに対応しております。
RRVは前面の横腹まで広くMOLLEを備えていますが、背面にはありません。そのため、軽量なベストであり、使いやすいキャリアです。
実際のところ、ローンサバイバーなみにポーチを盛るとメチャ重いです(汗
SEALs隊員にとっては軽いということなのでしょうね。
このRRVには防弾性能はなく、Small Arms Protective Insert(略称SAPI:サピ)プレートを内側に仕込むことで防弾性能を向上させることができますが、横腹をカバーすることはできません。イラクなどの市街地戦においては、ソフトアーマーの上に、SAPI入りのRRVの組み合わせで運用していたようです。
SAPIプレートは防弾、ソフトアーマーは耐衝撃の役割ですので、銃弾をSAPIが防ぎ、衝撃を送付とアーマーが緩和させ、胴体部を護るという思想になっていると推測されます。
サバゲでもよく使われるRRVですが、単体で着る場合、体の厚みがないとしっくりきません。ですので、ソフトアーマーを下に着用することで説得力は増すと思います。
ですが、その時点で軽量とは程遠い装備構成になりますので、ご覚悟くださいませ。
もし、RRV単体で説得力をつけたいなら、ムキムキマッチョメンを目指しましょう。僕も頑張って筋トレしてます。
装備がまだまだな頃の僕です。今後も頑張っていきたいですね。
では、皆さんも良きSealライフを!
映画「The MULE」を観てきました
クリント・イーストウッド監督・主演の「The MULE(日本名:運び屋)」を観てきました。
クリント・イーストウッド監督の映画を見るのは、実に4年ぶり。「アメリカンスナイパー」以来ですね。助演がブラッドレイ・クーパー(DEA捜査官)ですので、アメスナのペアです。
2人ともエラいオーラあるので、渋いもんですわ。カッコいいですね。
さて、今回の映画は、クリント・イーストウッドが演じる、90歳のおじいちゃんが気づかぬうちに、麻薬を運んでいたという、寿命縮みそうな設定の映画です。
もし、僕がおじいちゃんなら心臓悪くしそうです。
このおじいちゃんの人生の背景、麻薬を運んでいる逼迫した状況、家族との繋がりを取り戻していく過程が相まって、心動かされましたね。
語りすぎるとネタバレになりますので、これ以上は語りませんが、
しんみりできる良い映画でした。
以上です
サバイバルゲーマーを増やしましょう
サバイバルゲームが一般的に認知されるようになって、およそレジャーとしての認識が広まったように思います。多くの人たちがサバイバルゲームを知り、やってみたくなってきているというのは、とても嬉しい限りですね。
私自身もサバイバルゲームを友人から誘われて、やってみたら超面白いと感じて、
2014年から始めて5年ほど続けております。
その間に、サバゲーにおけるスタイルというか、装備も変化していきました。
レンタル装備→PMCスタイル→米海軍特殊(実物含む)
かなり沼の底まで行っているような気がします。
まさか、実物に手を出すとは思ってもみませんでしたね(笑
だいぶ購入に関しては落ち着いてきてますが、緩やかにでも軍拡は続いていくことでしょう。
さて、2019年3月現在で、日本のサバイバルゲーマーは「〜勢」というように、割と細かく種別化していますね。個人的な考えではありますが、大きく種別化すると下図のようになります。
このサバゲー3ヶ月以上の層を細かくすると下図のように。
ざっとイメージとしてはこのようになります。
(ガンカスタム勢などエアガン収集を趣味にしている方もいると思いますが、ここでは省略します。許してくださいね。)
「〜勢」の方々はそれぞれで、サバゲーにおける楽しみ方の方向性が異なると感じますね。また、コスプレメインだけどガチでやる人も居ますので、一概にこれが全てとは言えないところもある点は、ご了承ください。
一時期、Twitter上ではサバゲーフィールドの定例会において、「UAB勢が〜」「装備勢が〜」など、批判がありましたね。
お互いに楽しいと感じる方向性が異なるので、不特定多数が集まる定例会においては、何かをキッカケにして諍いが起きてしまうこともあると思います。
しかし、サバゲフィールド内やフィールド外(TwitterなどのSNSを含む)で諍いを起こしても、フィールドに対して迷惑なだけですし、サバゲーに対するイメージダウンにもなります。ともなれば、結果的に双方にとってマイナスに繋がります。
紳士淑女がサバゲフィールドに集まっている遊ぶのですから、互いに考え方の違いがあることに理解しておきたいですね。
私もたまにカチンとくるようなTweetを見ることがありましたが、上図を意識しておいて、考え方が違うんだなと思うようにしてます。
今後も大いに盛り上がって欲しいし、人口が増えて欲しいサバゲー界です。
サバゲフィールドのルールを守り、ゲームマスターの指示を守り、同じサバゲーを楽しむ紳士淑女として、一緒に遊びましょう。
たくさんカッコいい写真や映像を撮り、撮られましょう。
そして、TwitterやFacebookやInstagramなどで、広めていきましょう。
それでは、楽しいサバゲーライフを!!
ちなみにこの記事を読んだ人は、みんな米海軍特殊部隊の装備をやることになります。
覚悟しておいてくださいね(ニッコリ
映画ローンサバイバーの装備構成の思想、物語に対する私見について
映画 ローンサバイバーを見て、SEALs装備をやってみようと考えた人は多いかと思います。私もそのクチです。
本映画で登場する装備類や銃器類がどういったものなのか、他のサイトやブログでも詳しく掲載されておりますので、本ブログでは語りません。
ここで語りたいのは、映画ローンサバイバーのキャストたちの装備構成の思想に関して、ちょっと語ってみたいと思います。
映画ローンサバイバーは、著書「アフガン、たった一人の生還」が原作であり、本作のモデルとなったのはレッド・ウイング作戦です。
このレッド・ウイング作戦に参加したメンバーのうち、生き残った隊員である「マーカス・ラトレル氏」が本著者です。
ラトレル氏は、映画ローンサバイバーにおける、俳優たちへの戦術的な演技指導や実際に役者として参加しております。実際の作戦に参加していた隊員ですので、装備内容に関しても監修していると思います。
ここから、上の実際の隊員たちの画像と「ローンサバイバー」の画像との比較になります。ちょっと画像を比較しながら見てくださいね。
映画ローンサバイバーで、登場する役者たちが着用しているキャリア(胴部分に着ているポーチ盛り盛りの部分)は、ほとんどRRV(ローデシアンリーコンベスト)ですが、実際のST-10のメンバーは、RRVだけでなく他のキャリアを使っている隊員もいます。
ラトレル氏本人も、RRVとは別のCIRAS(サイラス)というキャリアを使用しております。
こうした違いについてですが、当時のSEALsに支給されていたキャリアには、RRVやCIRAS・MBSSなどありましたので、時代に合わせるという意味において、RRVはなんら可笑しくありません。
また、 RRVにつけているポーチ類に関しても、速いリロードをできるように、手の届きやすいところにマガジンポーチ、側面部にグレネードポーチ、ユーティリティーポーチなどをつけています。この点についても、実際の隊員たちの構成と比べても、思想は近いと思います。
映画内での作戦内容は、アフガンの山岳で、ヘリ降下から徒歩での目標到達・狙撃での暗殺ということもあり、軽量なRRVとウッドランドパターンのトップスとカーキパンツ、ブーニーハットのような組み合わせは、理に適っていると思います。
やはり実際の作戦に参加した、SEALs隊員が監修したということもあり、ギアの構成に関しても戦術・戦闘は、かなり思想を反映された形になっていると感じます。
私を含めたギアフリークス諸氏には、映画内での装備構成に関して、おいおいと突っ込みたくなる細かなところはありますが、万人が観る映画としては、とてもリアリティのある映画になってたと思います。
本映画は世間で、良くも悪くも話題となりました。
実際の作戦時に撮影していたタリバンの動画や、ラトレル氏を助けたグーラブ氏の証言と比較すると、映画の内容は事実と異なると、疑惑が上がりました。
その疑惑は間違っていないと思いますが、そもそも本映画は、当時の作戦を再現することが目的ではないと考えます。
私個人の意見ですが、この映画はレッドウイング作戦に関わり、亡くなった隊員たち、戦友たちを讃え、哀悼するため、残された戦友の家族たちに、その勇姿を感じてもらうためのものだったのだと思います。
長くなりましたが、今回はここまでにしたいと思います。
Navy SEALsの組織体制について
Navy SEALsは「Teamうんたら」のように、いくつかのチームに分かれております。
それぞれのチームごとに主要な役割が与えられており、上位司令部からの作戦方針により、各作戦に投入されるような体制になっております。
大まかな組織体制は、下図のようになります。
まず最終上位司令はUSSOCOMです。
NSWコマンドは、NSWDG(旧Seal Team6)を含めた、すべてのSEAL Teamを実質的に管理しており、各NSWグループを作戦内容に合わせて、投入する形になっております。
しかし、NSWDG(旧Seal Team6)は、作戦司令としては、NSWコマンドから独立しており、USSOCOM内のJSOCを作戦司令部としております。
私がやっているSEALs装備は、このNSWG-1,2,3のチームが該当します。
(いわゆるレギュラーSEAL、バニラSEALと呼ばれるのがコレですね。)
このUSSOCOM以下の構成組織には、当然ながら、陸軍特殊・空軍特殊・海兵隊特殊が含まれます。そのため、作戦内容によっては、SEALsだけでなく、陸軍特殊や空軍特殊などの別所属部隊が随伴している場合があります。
私だけではないと思いますが、ネットに転がっている画像(通称;ミリフォト)をよくよく見ていると、SEALsじゃなくて空軍特殊だったというのも、よくあります。
マジでよくあります。
よく観ましょう(私もまだまだです
この組織体制表を頭に入れていると、ネットに転がっている画像(通称:ミリフォト)の分析に役立つと思います。
では、良いSEALギアライフを!